「小山美術」から 萩 徳利のご紹介   【三輪 休和(みわ きゅうわ)作】

「小山美術」から 萩 徳利のご紹介   【三輪 休和(みわ きゅうわ)作】

【 萩 徳利 】    三輪 休和(みわ きゅうわ)作 高さ13.5㎝・径8.5㎝

「三輪 休和」は、萩焼の陶家《三輪家》の十代目であり、父は、「九代・三輪 雪堂」です。二十歳頃より、父の代作で献上品などの置物を製作しました。
昭和2年に、父の跡を継ぎ、「十代・休雪」を襲名いたしました。その後、旧藩主・毛利家の紹介で、財界人所蔵の名器を拝見するなど『陶磁器の研究』をしましたが、その時期の休雪に、大きな影響を与えたのが、「川喜田半泥子」でありました。

昭和16年、半泥子は、〖三輪窯〗に滞在し、これを機に翌年、三重県津市の半泥子の自宅に招かれました。
この時、半泥子は、美濃の「荒川豊蔵」、備前の「金重陶陽」
を引き合わせ、4名で【からひね会】を結成しました。
茶陶の本格的な近代化は、ここに始まるといってもよく、休雪の《桃山陶磁研究》も一層進展しました。

『萩焼』の関係技芸者として、”無形文化財”に指名され、昭和42年、72歳の時、弟・節夫に代を譲り、隠居し、「休和」を名乗りました。
昭和45には、国の《重要無形文化財・萩焼保持者》に認定されました。

休雪の”白”の開発など、近代萩焼スタイルの成立に尽力し、作品は”茶陶”が中心でした。
「休和」になってからの銘は、もっぱら”釘彫り”で、多くは《和》の一字のみを施しています。

この作品【萩 徳利】も、高台”左”に、釘彫の『和』が見えます。〈造形〉と云い、〈窯変〉と云い、〈持ち心地〉と云い、まさに満点の徳利の名品ではないでしょうか

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