「小山美術」から【宝珠形 秋草蒔絵 香合】   高中 隆二(たかなか りゅうじ)作のご紹介

「小山美術」から【宝珠形 秋草蒔絵 香合】   高中 隆二(たかなか りゅうじ)作のご紹介

【宝珠形 秋草蒔絵 香合】   高中 隆二(たかなか りゅうじ)作

「高中隆二」先生は、もうすでに亡くなられましたが、広島県三原市に住まれ、活躍されました。
若い時に、有名な「松田 権六(まつだ ごんろく)・人間国宝」に指導を受け、父親で、師でもある「高中惣六(たかなか そうろく)」のもとで学びました。
また、尾道の「小林和作」先生に可愛がられた《漆工》でした。

この作品【宝珠形 秋草蒔絵 香合】も、たいへん繊細な仕事ぶりが、いかんなく発揮されている作品だと思います。

漆黒の黒地の上に、藤の花、すすき、女郎花(おみなえし)、等々を蒔絵しているのですが、女郎花の花弁が、八弁ある中の三弁には、青貝が《螺鈿(らでん=貝を張り付け細工したもの)》されていて、”変化と雅”が、うまく表現されていて、たいへん上品であり、高級感を感じます。

蓋を開けると、黒地に”金砂子”が見え、品の良い仕事がしてあります。

これだけの仕事ができる職人は、地方にはあまりいないのではないでしょうか。若い時、何度もお目にかかり、話を聞かせてもらったことが、たいへん良い思い出です。

素晴らしい作品は、亡くなられた後でもこのように残り、輝き続け、見る人の目を楽しませてくれるのですね。

今月の人気トピック

PICUP SHOP

Foever coffee market

一歩足を踏み入れると別世界。
アメリカのフードコートがそのまま福山に登場

Cacharros

上品な大人のショットバー。
バーボンを片手に、一人静かにジャズに耳を傾ける。そんな絵が似合うバー。

農家食堂 LUONT

産地にこだわり
地元で採れた旬な恵みがたっぷり
お昼のランチもお勧め